2013年9月21日土曜日

除染

 郡山市内での除染があちこちでおこなわれている。しかし、やっても「またすぐ数値はもどりますよ」と答えてくれたのは作業している人。今はお金になるので各地から土木、建築関係の人達が福島県内に入ってきている。確かにトラックのナンバープレートを見ると「茨城」「群馬」「新潟」など、県外ナンバーが多い。「ちょっとした講習うけて道具をそろえればいいですから」と作業員。
 私が関わらせてもらっている幼稚園の様子を少しだけ紹介する。
 
除染の状況を眺める幼稚園関係者

園庭の木もすべて切り倒された

はぎ取られた土は土嚢袋に入れられ地中に埋められる。前回埋めた土は重機の下あたりに2年間埋められたまま。行き場はまだ決まっていない。

作業の様子を眺める子どもたち。入園して園庭で遊んだことはない。2年ちょっとの間、ずっと室内保育を続けている先生たちに頭が下がる。

コンクリートの筒にいれらたまま行き場のない汚染物質。自宅前や庭などのあちこちにこの光景が見られる。

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