2011/6/10
あの日から三ヶ月を迎える前の夜、
仙台市が見渡せる公園まで登ってきた。
町の明かりは復興のしるしなのか?
いや明かりは何のしるしにもならない。
明かりのふもとで聞く声といえば、
「親戚が津波でね・・・」
「友達がね・・・」
「同僚がね・・・」
海が近い町へ行けば
「何にもなくなったね。」
「どうすればいいんだろうね。」
「あの日からすべてが変わったね。」
明日であの日から三ヶ月をむかえる。
あの日を体験した人、
そして今もなお体験している人の苦しみや絶望を、
決して消化できるはずがないとはわかっていても
その声に耳を傾けている。
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