2011年9月7日水曜日

お泊まり保育の夜に

2011年8月20日(土)
 近くにある幼稚園のお泊まり保育を手伝いに行った。本来なら山で一泊するはずなのだが、震災の影響もあり園舎に泊まる事になったという。
 昼間はプールにいって、カレーを作って、夜はキャンプファイヤーと、子どもたちはどの時間も楽しく過ごしていた。
 興奮冷めぬ子どもたちがやっと寝静まって、先生達もそろそろ眠りに入ろうかという時「グラグラッ」と揺れがきた。
男の子が1人パッと起き上がって
「震度2だー!」
と言いながらあたりをキョロキョロ見回した。
僕が横に行って「大丈夫よー」と背中をさすって寝かすとそのまま眠ってくれた。

 今でも仙台は余震がある。昼間は気づかない時があるが、寝ている時に「ゆさゆさ」と体を揺らされると不気味でしかたがない。

 あの大きな揺れを経験し、余震がある中で生活している子どもたちの心の不安はどんなものだろうか?
 お泊まり保育の夜に少しだけ見えた気がする。

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